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2011/12/16 IASBがIFRS第9号の強制適用日を2015年に延期 (Amendments to IFRS 9 and IFRS 7) ■【速報】
公表日: 2011年12月16日
jp ニュース
IASBは2011年12月16日、IFRS第9号「金融商品」の強制適用日を、2013年1月1日から2015年1月に延期する改訂を公表しました。この延期措置により、プロジェクトの全フェーズの強制適用日を同じ日付とすることが可能となる見込みです。また、この修正によりIFRS第9号の適用に伴う影響に関する比較財務諸表の修正再表示規定について軽減措置も示されています。この軽減措置は、当初、2012年以前にIFRS第9号適用を選択した企業にのみ利用可能とされていました。また、これに伴い、金融商品の分類および測定に関するIFRS第9号の初度適用の影響について投資家の理解を助けるため、移行に関する追加開示が要求されています。 [IFRS第7号44S項-44W項およびIE6項(Illustrative example)] なお、IFRS第9号の早期適用も引き続き容認されます。
詳細はIASBウェブサイトをご覧ください。
- IFRS 9: Financial Instruments (replacement of IAS 39) －－－ IASB defers IFRS 9 mandatory effective date to 2015
■Amendments to IFRS 9 and IFRS 7 Mandatory effective date and transition disclosures(22page)(Inform Globalサイト)
【関連リンク】
- 速報解説
- ASBJウェブサイト 2011/12/20 IASBがIFRS第9号の強制発効日を2015年に延期
- あらた解説2012/05/21 （指定国際会計基準について） (解説内の金融庁のウェブサイト参照)
PricewaterhouseCoopers LLP
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