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2014/01/30 IASBがIFRS第14号 料金規制事業に関する暫定基準を公表 【速報】
公表日: 2014年01月30日
jp ニュース
IASBは2014年1月30日、IFRS第14号「規制繰延勘定」を公表しました。この基準は、料金規制事業を営む企業による財務報告の比較可能性を高めることを目的としています。ガスや電力などの事業では、料金規制を通じて、政府が民間企業の特定の活動に関する供給と価格決定を規制している場合があります。IASBは、このような料金規制に関する広範な論点を検討するプロジェクトを進めていますが、その結果を待つ間の暫定的な基準としてIFRS第14号を公表しました。
IFRS第14号は、当該料金規制事業プロジェクトにおいて検討されている包括的基準に関する結論が出されるまでの過渡的基準であり、企業の料金規制事業に関して、比較可能性を確保するためのいくつかの規定を除いて、従前の会計方針を維持することが許容されています。ただし、IFRSを既に適用している企業との比較可能性を高めるため、他の項目とは別に料金規制の影響を表示することを求めています。なお、IFRSに従って財務諸表を既に作成している企業は、この基準を適用することはできません。この基準は、2016年1月1日以降開始する事業年度から適用され、早期適用も認められています。
詳細はIASBウェブサイトをご覧ください。
【関連リンク】
- JICPAウェブサイト 2014/01/31 IASBがIFRS第14号「規制繰延勘定」を公表
- 2014/01/31 IASBが規制繰延勘定に関する暫定基準を公表 【速報解説】
PricewaterhouseCoopers LLP
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