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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)は2020年に急速に拡大し、世界的に大きな影響を与えています。COVID-19を封じ込めるための対策は経済活動に影響を及ぼし、ひいては財務報告にも影響を及ぼしています。
ウイルス感染防止策としては、人の移動の制限、飛行やその他の旅行の制限、企業や学校の一時閉鎖、イベントのキャンセルなどが挙げられます。これは、観光、運輸、小売、娯楽などの産業に直ちに影響を与えることになります。また、世界中のサプライチェーンおよび財の生産にも影響を及ぼし始めており、経済活動の低下によって、多くの財やサービスの需要が減少する可能性があります。
COVID-19は、In depth INT2020-02「新型コロナウイルス感染症が会計処理に及ぼす影響」(和訳はこちら)で概説されているように、あらゆる業界において、会計および財務報告の多くの分野に影響を与えるでしょう。
状況が進展するにつれて、COVID-19が海運業のいくつかの分野に不確実性をもたらし、業務に混乱を招いていることが明らかになりました。消費財の貿易だけでなく、商品や原材料の需要も大幅に減少しており、多くの国で製造業と小売業の両方の事業が閉鎖されています。これは、海運業のドライバルク船(ばら積み船)やコンテナ船事業に直接的な影響を及ぼしています。さらに、本資料の公表時点の原油価格は、史上最安値に迫っています。すべての業種に関連する海運業にとってこの原油価格の下落は燃料コストの押し下げとなります。また、このことは、需要が増えることから、保有船のかなりの部分を浮体式貯蔵として利用しているタンカー船の所有者にとってはプラスの影響を与えています。
本資料では、海運業を営む企業が直面する可能性のある重要な会計および財務報告上の論点について、 PwCの知見を提供しています。本資料は、最も頻繁に直面する可能性のある論点を重点的に扱っていますが、今後、これらの他にも多くの論点が生じることは確実です。 COVID-19の状況が進展するにつれて、会計上の論点も生じていくことになります。このような点から、以下は、関連する会計上の検討事項の網羅的なリストではないことにご留意ください。
⇒オリジナルは Internationalサイト
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