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2023/11/30 企業サステナビリティ報告指令（CSRD）以外の欧州連合の規則（2024年1月4日アップデート）【詳細解説】
公表日: 2023年11月30日 (更新 2024年01月04日)
jp 詳細解説（In depth）
欧州グリーンディールは、2019年12月に欧州委員会（EC）が発表した政策イニシアチブのパッケージです。欧州グリーンディールの目標は、「2050年までの温室効果ガス（GHG）排出の実質ゼロの達成、経済成長と資源利用のデカップリング（切り離し）、気候中立への移行において誰も、どの地域も取り残さないこと」です1。これらの目標を達成するために、サステナブルファイナンス（持続可能な社会を実現するための金融）が重要な差別化要因として認識されています。これは規制当局が、金融および投資の意思決定を行う際にはサステナビリティ要因を考慮すべきであると考えており、それが「持続可能な経済活動やプロジェクトに対するより長期的な投資」2につながると信じている、ということを意味しています。
これらの規則が従来の欧州連合（EU）の指令と異なる点は、開示要件がEU域外企業の事業にまで及んでいることです。場合によっては、EU域内子会社は、グローバル連結ベースでEU域外親会社のサステナビリティ情報を提出しなければなりません。欧州グリーンディールおよび2023年2月の追加政策である「EUグリーンディール産業計画」によって導入された仕組みは、投資家やその他のステークホルダーに透明性のあるサステナビリティ情報を提供するように設計されています。
多くの企業はすでに、欧州グリーンディールのパッケージの一部である企業サステナビリティ報告指令（CSRD）に注目しています。しかし、CSRDだけが早急な対応を必要とするEU規則ではありません。本資料は、EU域内企業およびEU域外企業の両方に新たに適用される、または既に適用されている可能性のある、緊急かつ広範囲に適用される他のいくつかのEU規則について詳しく説明します。 （これ以降の詳細は添付ファイルをご覧ください）
⇒原文（英語）はこちらへ
PricewaterhouseCoopers LLP
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