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IASBは、2023年3月8日、「的を絞った基準レベルの開示のレビュー」プロジェクト(以下、「本プロジェクト」)の一部として、「IFRS基準における開示要求の開発および草案に係るガイダンス」および「プロジェクト・サマリーとフィードバック・ステートメント」を公表し、本プロジェクトが完結したことを公表しました。
IASBは、本プロジェクトにおいて、2021年3月に公開草案「IFRS基準における開示要求-試験的アプローチ」(IFRS第13号およびIAS第19号の修正案)を公表し、主に以下の2点を提案しました。
(1)IFRS基準における開示要求の開発に係る新たなアプローチ
(2)(1)の新たなアプローチを使って検討したIFRS第13号「公正価値測定」およびIAS第19号「従業員給付」の開示要求の修正
IASBは、本公開草案に対するフィードバックを検討した結果、(2)IFRS第13号「公正価値測定」およびIAS第19号「従業員給付」の開示要求については追加の作業を進めないことを決定したものの、今後は、(1)の新たなアプローチに基づく「IFRS基準における開示要求の開発および草案に係るガイダンス」を使用してIFRS基準における開示要求の開発および草案を行う予定です。
なお、「プロジェクト・サマリーとフィードバック・ステートメント」では、本プロジェクトの概要、公開草案に対するフィードバック、また当該フィードバックに対するIASBの対応が記載されています。
詳細はIASBウェブサイトをご覧ください。
【関連リンク】
  • IASBがIFRS会計基準における開示要求の開発に対するアプローチを改善するためのプロジェクトを完結(ASBJ
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