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IASB議長Hoogervorst氏は、2014年5月29日、シンガポールにて行われたIFRSカンファレンスで、「Charting progress towards global accounting standards」と題したスピーチを行い、世界におけるIFRSの適用状況とともに、IASBプロジェクトの現況について述べました。
その中でも特に、ヨーロッパ、アジアおよび北米の上場企業12,000社を対象に行った、リース基準による影響分析調査の結果について述べました。この調査により、およそ50%の企業は重要性の高いオペレーティング・リースを有していないため、新リース基準による影響を受けることはなく、またリースの使用は10%未満の企業に集中していることが分かりました。そのようなリースが普及している業界では、新基準により比較可能性は著しく向上するだろうと述べています。
同氏は、財務諸表作成者が履行および適用する際にコストがかからない新基準の策定を目指すとともに、今後数か月のうちに最終基準が公表可能なように、FASBとの審議を進める予定であると述べています。
詳細はIASBウェブサイトをご覧ください。
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