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今回は、2010年7月にIASBから公表された包括的プロジェクト・サマリー「IFRS及び米国会計基準における共通の公正価値測定,開示規定の開発」を基に公正価値測定プロジェクトの現状について解説します。
FASBは公正価値測定の基準開発において先行しており,既に2006年9月に財務会計基準書(SFAS)第157号「公正価値測定」を公表しています。一方,IASBはIFRSの公正価値測定ガイダンスとSFAS第157号との整合性を図るために,2006年11月に討議資料「公正価値測定」を公表しました。討議資料では,IASBの予備的見解の基礎としてFASBの公正価値測定の基準であるSFAS第157号が使用されていました。IASBは討議資料へのコメントを検討し,2009年5月に公開草案「公正価値測定」(以下,「2009/5公開草案」という)を公表しています。
こちらは、『週刊経営財務』2978号(2010年08月09日)にあらた監査法人企業会計研究会として掲載したものです。発行所である税務研究会の許可を得て、あらた監査法人がウェブサイトに掲載しているものですので、他への転載・転用はご遠慮ください。
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