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今回は、2010年9月にIASBより公表された公開草案「繰延税金:発生原因となる資産の回収」(以下、「2010/9公開草案」という)及び法人所得税プロジェクトの現状について解説します。
法人所得税プロジェクトは,2002年9月に米国財務会計基準審議会(FASB)及びIASB合同の会計基準の短期コンバージェンス・プロジェクトの一部として開始されました。当プロジェクトの目的は,(1)米国会計基準とのコンバージェンス,(2)IAS第12号「法人所得税」の改善の2つです。当初,2009年3月にIASBは公開草案「法人所得税」を公表しました。この公開草案に対するコメントの募集は2009年7月に締め切られましたが,その期間にIASBは168のコメント・レターを受け取りました。IASBは受取ったコメント・レターを分析し,将来,法人所得税会計の根本的な見直しを検討することとしました。
こちらは、『週刊経営財務』2983号(2010年09月20日)にあらた監査法人企業会計研究会として掲載したものです。発行所である税務研究会の許可を得て、あらた監査法人がウェブサイトに掲載しているものですので、他への転載・転用はご遠慮ください。
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