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要点
FASBは、新しい信用損失基準の適用開始時において、特定の金融商品に公正価値オプションを選択することを認める、移行ガイダンスの修正を提案しました。
最新の動向
米国財務会計基準審議会(FASB)は、2019年2月6日、新しい信用損失基準である会計基準コード化体系(ASC)326「金融商品-信用損失」の移行ガイダンスの修正を提案する公開草案を公表しました。
本修正案は、企業に対し、同基準の適用開始時において、以下の両方に該当する特定の金融商品について、公正価値オプションを選択する取消不能な選択肢を提供するものです。
  • ASC 326-20(現在予想信用損失(CECL)モデル)の範囲に含まれており、かつ
  • ASC 825-10「金融商品-全般」の公正価値オプションの要件を満たす
公正価値オプションの選択は、要件を満たす金融資産について、金融商品ごとに適用されることになります。
この公正価値オプションの選択は、負債証券が売却可能または満期保有目的に分類される場合には適用されません。さらに、この修正案では、企業が以前に金融商品に公正価値オプションの適用を選択していた場合、その適用を中止する(選択を解除する)選択肢を提供していません。
公正価値オプションを選択する場合、企業は、金融商品の帳簿価額と公正価値との差額を、ASC326の適用に伴う累積的影響調整額の一部として認識することになります。その後、当該金融商品は、公正価値で測定され、公正価値の変動は純損益に計上されます。
本修正案の発効日は、新しい信用損失基準の適用日と同じになります。すでに新しい信用損失基準を適用している企業については、FASBは、利害関係者のフィードバックに基づいて発効日を決定する予定です。
なぜ重要か
現在のガイダンスでは、要件を満たす金融商品の公正価値オプションは、特定の選択日(例えば、企業が最初に金融資産を認識する時点)にのみ選択が可能です。提案されている救済措置により、企業は、新しい信用損失基準の適用時に、要件を満たす既存の金融商品に公正価値オプションを選択できるようになります。
次のステップ
本公開草案に対するコメントの提出期限は、2019年3月8日です。
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