金融危機以降、ロンドン銀行間取引金利（LIBOR）やその他の銀行間取引金利（「IBOR」）などのベンチマーク金利の置き換えが、世界の規制当局の優先事項となりました。多くの不確実性が残されているものの代替のベンチマーク金利に置き換える道筋は明らかになりつつあります。本In depthでは、金融機関や企業の間でIBORベースの契約が多く存在することを踏まえ、このような変更が国際財務報告基準(IFRS)に基づく財務報告に及ぼす潜在的な影響に焦点を当てています。本In depthは、現時点の考え方に基づいていますが、国際会計基準審議会(IASB)もこの論点をアジェンダに加えています。長期的な検討事項は、IBORの置き換えが実施された場合にその変更をどのように会計処理するかについてですが、現時点で焦点が当てられている主な領域は、ヘッジ会計と開示です。付録では、IBORの置き換えによって直接的または間接的に影響を受ける可能性のある財務諸表の表示科目を取り上げています。さらに、IBORの置き換えは広い範囲に影響を与えるため、契約変更や公正価値測定を含む広範にわたる商業上の影響を検討する必要があります。 （※これ以降の詳細は添付ファイルをご覧ください）

In depth INT2018-14 Replacement of LIBOR and other interbank offered rates (J)

(pdf 324kb)

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